バーコードなしの本は買取できない?売れない本の条件を調べてみた

バーコードなしの本タイトル

 

古本を買取ってくれるネットショップなどで、「バーコードが無い本は買取り不可」という注意書きを見たことがある人も多いと思います。
バーコードってそもそも何?という人から、バーコードの無い本を持っているけど、これって売ることはできないの?という人のために、今回は本に印刷してあるバーコードについて詳しく解説します。

 

 

バーコードのない本ってどんな本?

バーコードなしの本1

 

手元にある本の裏側を見てみると、バーコードや数字が記載されていると思います。
これは、JANコードやISBNコードなどと呼ばれるもので、現在書店に並んでいる本のほとんどに付いています。

 

なかにはJANコードやISBNコードが付いていない本もありますが、残念ながらそういった本の多くは古本買取のネットショップでは取り扱いの対象になっていません。
では、JANコードやISBNコードの付いていない本とは一体どういう本なのでしょうか?

 

まずは、1980年以前に発売された古書にはJANコードやISBNコードは付いていません。
まだこういったコードを使って本を判別するというルールが設けられていなかった時代に発売された本ということになります。

 

そして、古書以外にも同人雑誌や自費出版の本にもJANコードやISBNコードが付いていないことがあります。
JANコードやISBNコードは、価格が付いている本すべてに義務づけられているものではなく、本を出版する人が付けたくないと思えば付ける必要は無いのです。

 

バーコードがない本はどうして買取できないの?

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そもそも、どうしてJANコードやISBNコードが本に付けられるようになったのでしょうか?
それぞれのコードの意味を簡単にご説明します。

JANコード

JANコードはJapanese Article Numberの略称で 、本の裏側に印刷されているバーコードのことです。

 

バーコードスキャナで読み取ることで、どの事業所が出版した、どの本かを識別することができます。
JANコードには13桁の標準タイプと8桁の短縮タイプがあり、それぞれ出版した事業者を判別する事業者コードや、商品アイテムコードなどで構成されています。

 

JANコードは1冊1冊の本すべてに違うものが付いているので、重複している本はありません。
このバーコードによって、それぞれの本が識別されているのです。

 

ISBNコード

ISBNコードはnternational Standard Book Numberの略称で 、本の裏側に記載されている数字とハイフンの羅列のことです。

 

ISBNコードも本を分類するために付けられているもので、もともとはイギリスで始まった取り組みが1970年に国際規格標準化機構で認可されてから約10年後に日本でも普及しました。

 

ISBNコードも、1冊1冊の本にそれぞれ違うものが割り振られているものなので本を識別するには重要なものですが、必ずしも記載が義務づけられているわけではありません。
現在でも同人雑誌や自費出版の本にはJANコードが記載されていないことがあります。

 

バーコードがない本はどうして買取できないの?

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JANコードやISBNコードが無い本は、どうして買取不可になってしまうのでしょうか?
その理由を調べてみました。

在庫管理がしにくい

本を識別するために付いているJANコードやISBNコードは、本屋さんなど膨大な量の本を在庫している店舗の在庫管理に役立っています。
同じコードが付いている本は1冊も無いので、欲しい本のコードをメモしていけば、すぐに在庫があるかを確認してくれます。

 

ネットショップでも同じように、JANコードやISBNコードを在庫管理に使っていることがあります。
つまり、JANコードやISBNコードは無い本は、他の本と同じように在庫管理ができないため、ネットショップで買取不可となってしまうのです。

 

需要が無い

JANコードやISBNコードが無い本とは、つまり1980年以前に発売された古い本か、同人雑誌、自費出版の本ということになります。

 

ネットショプでは同人雑誌や自費出版の本はもともと買取不可のところがほとんどですし、新しい本のほうが価値が高いと査定されます。

 

とはいえ、古くても希少な本や、価値のある専門書などは処分してしまうのはもったいないですね。
ネットショップの中でも、JANコードやISBNコードが無い本が買取可能なところや、古書をしっかり査定してくれるところがあるので、一度査定を依頼してもいいかもしれません。

 

バーコードがついていても買取できない本は?

バーコードなしの本4

 

JANコードやISBNコードがある本でも、以下のような本は買取不可となってしまうことがあります。
それぞれのネットショップの基準を確認してから送るようにしましょう。

  • 日焼けが強い本
  • 書き込みやラインマーカーがある本
  • 表紙の無い本
  • 目立つ汚れや傷がある本
  • 同一タイトルの複数商品
  • コンビニ漫画
  • 海賊版

基本的に、きれいな状態でない本は、買取不可か買取ってくれてもほとんど値段はつきません。
汚れや書き込みに関しては、事前にきれいにしてから売るだけで価格が変わることがあるので、中身をチェックしてから送るようにしましょう。

 

まとめ

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本の裏に付いているバーコードや数字の羅列は、JANコードやISBNコードと呼ばれて1冊1冊の本を識別するために付いています。
これをもとに在庫管理をしているネットショップも多いので、本の管理の都合でJANコードやISBNコードが無い本は買取不可となってしまうことがあるのです。

 

とはいえ、古くても価値の高い本は処分せず、きちんと古書の査定をしてくれるネットショップを選んで査定をしてもらうことをおすすめします。